頭皮のトラブルで悩んでいる方

現在、頭皮のトラブルが確実に増え悪化しております。
トラブルの最も軽度な症状は痒みや痛みです。次に紅斑(発赤)があります。紅斑は毛細血管の損傷による血液の流出によるものです。特に最近ネープ(首筋)に紅斑を発生させている方が増えております。他に皮膚炎や湿疹を起こしている方も増えております。 これは皮膚に常在する日和見菌ひよりみきん、具体的には黄色ブドウ球菌・化膿連鎖球菌によるものです。日和見菌は数が正常だと人間に対してプラスの作用をします。(善玉作用)しかし、数が増えると多くの頭皮のトラブルの原因菌になります。(悪玉作用)結果、パーマ剤やカラー剤で接触性皮膚炎(かぶれ)を起こす場合も考えられます。極めて危険な状態と言えます。
次にフケがあります。フケに安全なフケはありません。特に

 ①粒子が細かく痒みを伴うフケ(白癬菌)
 ②粒子が大きくうろこ状の皮膚の剥離(鱗屑りんせつ

は極めて危険性が高く接触性皮膚炎(かぶれ)に繋がる可能性があります。

その他、紫斑や色素斑・尋常性じんじょうせい白斑はくはん(白なまず)・尋常性じんじょうせい乾癬かんせん苔癬たいせん(ヴィダール苔癬・扁平苔癬へんぺいたいせん・毛孔性苔癬・アミロイド苔癬)・老人性角化症・老人性疣贅ゆうぜい・黒色表皮腫など多くのトラブルが確実に増え続けております。
理学美容師による定期的な視診チェックが必要です。